2010年9月8日水曜日

セプテンバー・コールアップ(2010)

 今年もセプテンバー・コールアップの季節がやってきました。

 まずは、9月1日にそのDanny Espinosaと、既に8月に一度3試合(出場1試合)だけ昇格していたWilson Ramosの2人が呼ばれました。来週月曜日(6日)にSyracuse Cheifs(AAA)のシーズンが終わった後に、他の選手は呼ばれる予定とのことです。
 
 昨季は、ここで存在感を示したIan Desmondが一気に翌年レギュラーの座まで駆け上がりましたが、今季は同じことがEspinosaに期待されています。2008年ドラフト3順目入団。チームの08年ドラフト組ではメジャー昇格第1号。本来のポジションはショートですが、Desmondがいるため今季AAAでセカンドに回りました。守備力は大学時代から折り紙付き。大学時代の打撃成績はそんなに良くなかったため、ドラフト直後の記事ではユーティリティか?と書いていましたが、意外にも打撃でもオールラウンドに好成績を残し、評価はうなぎ上り。今季は全マイナーリーガーで2人しかいない20本塁打20盗塁を記録し(ちなみにもう1人はマリナーズの2009年ドラフト1順目のNick Franklin、19歳)、実質プロ2年目で昇格を勝ち取りました。素晴らしい。

Danny Espinosa (2010 for Harrisburg(AA) and Syracuse(AAA))
123G 542PA 80R 22HR 69RBI 41BB 116K .268/.337/.464 25SB


 Wilson Ramosについては、トレードで入団したときに記事を書きました。トレード後のAAAでの打撃成績は期待通り。モチベーションでこれだけ違うものなんですね(笑)。来季の開幕マスクを期待してしまいます。

Wilson Ramos (2010 for Syracuse (AAA) after trade)
20G 82PA 14R 3HR 8RBI 3BB 12K .316/.341/.494 0SB


(9/6 追記)
 Ross DetwilerCollin BalesterYunesky Mayaの3人が合流しました。このうち、Detwilerは故障で調整していたのが復帰することになるだけですし、Balesterは何度目かもう数え切れないほど昇格・降格を繰り返していますから、セプテンバー・コールアップと言う感じではありませんね。なお、Detwilerは先発とブルペンと両方で起用されるとのことです。

 Yunesky Mayaだけがメジャー初昇格。キューバからの亡命投手。WBCなんかでも投げていた実力投手で、多くの球団が興味を示した中で、ナショナルズが4年800万ドルのメジャー契約で合意。8月1日に入団会見が開かれたりしていましたが、当ブログでは管理人多忙のため記事を書いていませんでした・・・。まだ28歳ということもあり、4年契約は妥当なところ、金額も評判どおりの投球をしてくれればむしろ安いとさえ思います。契約後マイナーで計5試合に登板し、親指のマメで思うような投球の出来なかった1試合(私が見に行ったPotomacでの試合)を除けば、防御率1.00を少し上回る程度と、結果を残しました。明日、火曜日のメッツ戦でデビューし、そのままローテーションに入る予定です。

(9月8日追記)
 サプライズ。Joe Bisenius投手が昇格しました(40人枠を空けるためにCalros Maldonado捕手をDFA)。90マイル台後半まで達する豪腕タイプのブルペン右腕。2004年ドラフト12順目で大卒でフィリーズに入団。比較的順調に昇格して2007年の開幕直後に2試合ながらメジャーでも投げました(計2イニングを無失点)が、そこが絶頂。以降はマイナーでも結果を残すことができず、昨季終了後フィリーズを退団。27歳となった今季は所属先が見つからず独立リーグで投げていたところをナショナルズに拾われる形でマイナー契約。Potomac(A+)からスタートして、Harrisburg(AA)、Syracuse(AAA)としっかり結果を残し、昇格にまで漕ぎ着けました。球威で勝負するピッチャー。スタッツからは、イニング数を優に上回る奪三振、被本塁打の少なさが目立ちますが、メジャーでどれだけ通用するか見ものです。

Joe Bisenius (2010 Season for A+, AA, AAA combined)
34G (4-0-0) 38.1IP 46K 16BB 3.05/1.20

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