2011年1月25日火曜日

J.D. Martin→解雇、Shairon Martis→DFA

 LaRoche、Gorzelanny、Hairston、Coffeyと続けざまに4人とメジャー契約したことにともない、40人ロースターから4人を外さなければならなくなりました。まずJ.D. Martinが解雇され、続いてShairon MartisがDFAされました。先発投手2人です。よく似た名前(姓)の2人ですが。顔も、キャリアも全然違います。

 J.D. Martinは、2001年ドラフト1順目でインディアンズに入団も芽が出ず、マイナーFAとしてナショナルズと契約した後、9年目にしてようやくメジャーデビューを果たした苦労人。2009年7月にScott OlsenのDL入りに伴いメジャーデビューすると、シーズン終了までローテーションを守り、2010年5月にもやはりOlsenの故障でローテーションに入りましたが、7月に腰を痛めてシーズン終了となっていました。2年間で24試合に先発、6勝9敗、4.32/1.41と数字は悪くありませんが、故障の具合があまり芳しくないという情報もありました。仮に故障がなくても、球威がなく、とにかくストライクを投げて打たせてとるタイプの投手であり、同じタイプでまだ若く比較的期待のあるAtilanoなどがおり、構想から外れたということでしょう。どこかの球団でもう一度メジャーのマウンドに立てることを願っています。 →2/4、結局ナショナルズとマイナー契約、スプリングトレーニング招待選手となりました。

 Shairon Martisのほうは、オランダ領キュラソー島出身でまだ23歳。2008年のFutures Gameに派遣されると9月にはコールアップされ、若干21歳でメジャーデビュー。さらに、2009年のスプリングトレーニングで快投し、まさかの開幕ローテーションを勝ち取りました。勢いはまだ続き、開幕から5月半ばまで7試合に先発して5勝無敗の快進撃。しかし、その時点でも防御率は4点台だったことが示すように多分に運に恵まれての結果でした。その後は成績を落とし、6月末にマイナー降格。マイナーでも、打ちとるにしても球数が多すぎる、被本塁打が多すぎるといった欠点を克服することができず、結局一度も再昇格を果すことなくDFAとなりました。変化球はまだまだといった感じでしたが、いいストレートを持っており、まだ若いことから考えてももったいないようにも思います。(退団となるのか、マイナー契約となるのかはまだ分かりません。個人的には球団に残ってほしいな。→2/2 ウェイバーを通過し、マイナー契約、スプリングトレーニング招待選手となりました。)

 あと2人、落とす必要があります。誰にするんだろう。あるいは、さらなるトレードがあるんでしょうか。

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