2011年8月29日月曜日

8/28 Zimmermann今季最終戦を飾れず

L4-5x(14) at CIN Season 62-70 (L6)
Zimmermann 4.1IP 3ER 6H BB 6K 3.18
Ankiel 3/7 R RBI .240
Werth 2/6 RBI .231
Desmond 2/7 2R .240 SB(21)
Marrero 2/4 .375

 Jordan Zimmremannが、開幕前から設定されていた投球回数上限(160イニング)に到達。シーズン終了となりました。

Jordan Zimmremann (2011 Season for Nationals)
26G (8W-11L) 161.1IP 31BB 124K 3.18/1.15

 TJ手術から本格復帰のシーズンということで、まずは手術前の姿に戻れているのかという不安からスタートしたシーズンでした。4月は空振りがなかなか取れないなど不安な内容の投球が続きましたが、5月に入ると安定し始め、5、6月は全11登板でクオリティ・スタート(うち10試合は2失点以下)を記録。結局一度もDL入りすることもなく5か月間を投げきり、十分にフロントラインスターターとして活躍できることを証明しました。来季、開幕からStrasburgとのコンビでローテーションを引っ張ってくれることが今から楽しみです。

 さて、そのZimmremannの最終登板は少し残念な結果。1回にJoey Votto、4回にJay Bruceにソロを打たれると、5回裏に相手先発のJohnny Cuetoにバスターを決められたところから崩れて押出し四球で降板となってしまいました。

 それでもブルペンが踏ん張っている間に、8回に代打Zimmremanのタイムリーで同点、9回にWerthのタイムリーで逆転に成功し、勝てるかと期待しました。ここまでは4本のタイムリーが出て「チャンスに打てない打線」の汚名を返上していました。これで勝っていれば、全然違ったムードでオフとなったはずなのに・・・。残念ながら、9回裏、Storenが先頭のYondar Alonzoに痛恨の被弾。

 延長に入ると、10回1死満塁、11回1死1,2塁、12回2死3塁、13回2死2塁、14回2死2塁とチャンスをことごとくつぶし続け(結局チーム残塁は17でした(笑))、最後は14回裏にBalesterがVottoに今日2本目のソロを浴びて終戦。はうあ。6連敗。

2011年8月28日日曜日

8/27 Marreroデビュー戦は散々

L3-6 Reds Season 62-69 (L5)
Detwiler (L2-4) 6.0IP 3ER(6R) 8H BB 4K 2.86
Marrero 1/4 K .250 2E

 昇格したばかりのChris Marreroが早速7番ファーストで先発しました。が、結果は・・・・。打席では第2打席にレフト前に初安打を放ちましたが、守備で足を引っ張ってしまいました。1回裏、先頭打者のゴロをトンネル。全く何でもない緩い当たりでしたが、いきなり飛んできたことで硬くなってしまったのかもしれません。これで悪循環となったのか、3回裏無死1,2塁からのゴロを捕球したまでは良かったのですが、今度は2塁へ悪送球。走者が1人生還しただけでなく、この後さらにDetwilerが犠飛で2失点してしまったことにより、結果的に非自責点3が全てMarreroの責任となってしまいました。メジャーデビュー戦の緊張だろうなあ。しっかり切り替えて、次、頑張ってください。

 打線は、Ramos(12号)、Werth(16号)、Morse(22号)がそれぞれソロを放ちましたが、それだけ。相変わらず得点圏にランナーをおいては打てませんでした。

Chris Marrero→MAJOR初昇格、Mattheus→DL

 Ryan MattheusがDL入り。Cole Kimballが(こちらも)右肩痛でDL入りしたことを受けて6月に昇格してメジャーデビュー。最初はモップアップでしたが好投を続け、いつしかClippardに次ぐ信頼感を得るまでに成長しました。しかし、ここにきて右肩痛。検査の結果、構造的な損傷ではなく、疲労からきたもののようです。まだ投げられると本人は主張したようですが、フロント・ベンチは大事を取ってシーズン終了と判断。それがいいと思います。今季は十分投げました。信頼は十分勝ち取っていますので、来季に備えてくれることを期待します。

Ryan Mattheus (2011 Season for Nationals)
32G 30.0IP 14BB 11K 2.40/1.27

 代わって昇格したのが、Chris Marrero一塁手!セプテンバー・コールアップは予想されていましたが、少し早まりました。2006年のドラフト1順目(全体15位)で高卒入団。2006、2007年と順調な成績を残し、2008年シーズン前にはBAによりMLB全体で27位のプロスペクトと評価されましたが、その2008年シーズン序盤に右足首を負傷し、シーズンのほとんどを棒に振りました。それもあってプロスペクトとしての地位は次第に低下して行きましたが、それでもマイナーの階段を着実にステップアップ。今季はメジャーのスプリングトレーニングでも攻守で評価を上げ、AAAで開幕すると下記の通りしっかりした成績を残し、念願の昇格につなげました。打撃はもともと高評価。守備が悪い悪いと言われていましたが、スプリングトレーニングでもいい動きを見せましたし、今季のAAAではシーズン通じて11エラーで済ませていますので、あまり心配はしていません。なんだかんだ言っても、まだ22歳。高卒入団の選手としては、結果的には極めて順調な昇格となりました。私がこのブログを始めた2008年シーズン前のナショナルズのトッププロスペクトだった選手であることもあって思い入れがあります。来季のスプリングトレーニングでLaRocheと一塁を争う権利を得られるような9月を送ってくれることを期待しています。

Chris Marrero (2011 Season for AAA)
546PA 14HR 69RBI 58BB 97K .300/.375/.449 3SB

2011年8月27日土曜日

8/26 基本的には同じ負け方

L3-4x at CIN Season 62-68 (L4)
王建民 6.0IP ER(2R) 6H 4BB 2K 3.82
チーム得点圏打撃: 13打数1安打
チーム残塁: 10

 1安打が4回表に走者を2人置いてのRamosの本塁打だったため3点取ることができましたが、チャンスで打てないことには昨日までと同じ。どうなってるんでしょうか。それでも王建民ががんばって、6回までは3-2でリードしていました。しかし、それも7回にGorzelannyが打たれて追いつかれると、Balesterがサヨナラ負け。とにかく、打線です。

2011年8月26日金曜日

8/23-25 チャンスにことごとく打てず3連敗

 フィリーズに勝ち越した後、22日の試合にも快勝して借金2まで挽回。勢いに乗るかと思われたナショナルズでしたが、なんと3連敗。敗因はとにかくチャンスで打てなかったこと。3試合計の得点圏成績が29打数1安打(打率に直すと.034)ってどういうことですか。ひどすぎます。3人の先発投手はいずれも勝ち投手に値する投球内容だったのに、そろって負け投手となってしまいました。

8/23
L0-2 D-Backs Season 62-65 (L1)
Zimmermann(L8-11) 6.1IP 2ER 5H 2BB 4K 3.10
チーム得点圏打撃: 7打数ノーヒット
チーム残塁: 8
 まもなく投球回数制限でシーズン終了となるJordan Zimmremannを見たくて外野席最前列で観戦(今季2戦目)してきましたが、フラストレーションのたまる試合でした。Zimmremannは6回までわずか3安打の無失点と期待通りの快投でしたが、7回1死から四球の後、Sean Burroughsに2005年以来というまさかの2ランを打たれて敗戦投手。打線は、5回裏1死満塁でZim、Morseが連続三振を喫するなど再三のチャンスも得点ならず。

8/24
L2-4 D-Backs Season 62-66 (L2)
Livan(L7-12) 8.1IP 4ER 7H BB 5K 4.36
チーム得点圏打撃: 6打数ノーヒット
チーム残塁: 6
 Livanは8回1死満塁で降板するまで2失点でよくがんばりました(H-Rodが打たれて自責は4となりましたが)。9回裏2死からNix、Gomesが連続ソロを放って完封を逃れるのがやっとでした。

8/25
L1-8 D-Backs Season 62-67 (L3)
Lannan(L8-10) 6.0IP 2ER 7H 2BB 2K
チーム得点圏打撃: 16打数1安打
チーム残塁: 12
 ようやく8回裏にMorseがタイムリーを打ってくれましたが、この拙攻ぶりはもう笑えます。2ランに泣いたLannanもこれで2ケタ敗戦。しょんぼりです。

2011年8月23日火曜日

Ryan Zimemrmanが週間MVP

 我らがRyan Zimmermanが8月15日から21日の週のナ・リーグ週間MVPに選ばれました。この1週間は打率5割(24打数12安打)、3本塁打。何より19日のフィリーズ戦での9回裏サヨナラ満塁弾。

 
 8月の月間成績もここまで.400/.449/.671と大活躍。もう1週間この調子で打ち続ければ、月間MVPも見えてきます。頑張れ!!

8/22 Detwiler、先発として使えるかも

W4-1 D-Backs Season 62-64 (W2)
Detwiler(W2-3) 6.2IP ER 6H BB 3K 2.61
Werth 2/4 double HR(15) 2R 3RBI .229

 Detwilerが7回2死から打たれたソロ本塁打による1失点のみで2勝目。この日の好投の要因はなんといっても球速。降板した7回まで常時90マイル超を維持。テレビでも95マイルの球が何球もありちょっと驚きながら見ていましたが、リンク先のPlay by Playのピッチトラック上は最速97マイル(!!)まで記録しています。真っ直ぐ行くフォーシームではなく沈むボールこの球速です。ボール先行でやや制球には苦しみ、Dバックス打線の早打ちに助けられた感もありますが、球威で十分押せる投球でした。前回に続く好投で評価は急上昇。私もブルペン投手となるほうがいいのではないかと思ったこともありましたが、この投球を見せられるとローテーション投手として使いたくなります。次の登板も楽しみにしましょう。

 そのDetwilerを援護したのがJason Werth。2回に先頭打者としてダブルで出塁してGomesのタイムリーで先制のホームを踏むと、4回裏2死1,2塁からライトスタンド最前列へ3ラン! これでDetwilerはすっかり楽になりました。Werhtは相変わらずの低打率ですが、8月に限れば.250とまずまず打っています。いや、もうちょっと打って欲しいな、やっぱり。

MVP: Jason Werth

 

2011年8月22日月曜日

上位4人と契約成功! (2011ドラフト契約結果まとめ)

 51人指名して29人と契約というのは例年並み。しかし、3位指名のMatt Purkeを含む上位4人のドラ1級の選手との契約に全て、(期限ぎりぎりで)成功し、BAでは全30球団中最高のドラフトと評価されています。4人とも大学生。メジャーへの昇格は近いと期待しています。

 上位指名選手で早めに契約してマイナーでプレーしているのは、5位指名のMatt Skole(Auburnでなかなかの好成績)くらいで、他の選手はフロリダのキャンプ地でトレーニングする程度で今季は終わってしまいそうですが、RendonとPurkeについては、アリゾナ秋季リーグへの参加の可能性もあると言われています。また今年も、AFLで楽しめそうです(笑)。

 30位で指名したHarperの兄とも契約しています。
1. Anthony Rendon, 3B, Rice
1. Alex Meyer, RHP, Kentucky
1s. Brian Goodwin, OF, Miami Dade JC
3. Matt Purke, LHP, Texas Christian
4. Kylin Turnbull, LHP, Santa Barbara (Calif.) CC
5. Matt Skole, 3B, Georgia Tech
6. Taylor Hill, RHP, Vanderbilt
7. Brian Dupra, RHP, Notre Dame
8. Greg Holt, RHP, North Carolina
9. Dixon Anderson, RHP, California
10. Manny Rodriguez, RHP, Barry (Fla.)
11. Caleb Ramsey, OF, Houston
12. Blake Monar, LHP, Indiana
13. Casey Kalenkosky, 1B, Texas State
14. Cody Stubbs, OF, Walters State (Tenn.) CC
15. Zach Houchins, SS, Louisburg (N.C.) JC
16. Deion Williams, SS, Redan HS, Stone Mountain, Ga.
17. Esteban Guzman, RHP, San Jose State
18. Nick Lee, LHP, Weatherford (Texas) JC
19. Hawtin Buchanan, RHP, Biloxi (Miss.) HS
20. Josh Laxer, RHP, Madison (Miss.) Central HS
21. Todd Simko, LHP, Texas A&M
22. Travis Henke, RHP, Arkansas-Little Rock
23. Khayyan Norfork, 2B, Tennessee
24. Kyle Ottoson, LHP, Arizona State
25. Erick Fernandez, C, Georgetown
26. Shawn Pleffner, OF, Tampa
27. Bobby Lucas, RHP, George Washington
28, Ken Ferrer, RHP, Elon
29. Sean Cotton, C, Tusculum (Tenn.)
30. Bryan Harper, LHP, South Carolina
31. Josh Tobias, SS, Southeast Guilford HS, Greensboro, N.C.
32. Billy Burns, OF, Mercer
33. Trey Karlen, 2B, Tennessee-Martin
34. Calvin Drummond, RHP, San Diego
35. Alex Kreis, RHP, Jamestown (N.D.)
36. Ben Hawkins, LHP, West Florida
37. Derrick Bleeker, RHP, Howard (Texas) JC
38. Brett Mooneyham, LHP, Stanford
39. Peter Verdin, OF, Georgia
40. Cory Collum, OF, Cartersville (Ga.) HS
41. Bryce Ortega, 3B, Arizona
42. David Kerian, SS, Bishop Heelan HS, Sioux City, Iowa
43. Mitch Morales, SS, Wellington (Fla.) HS
44. Matt Snyder, 3B, Mississippi
45. Richie Mirowski, RHP, Oklahoma Baptist
46. Tyler Thompson, OF, Florida
47. Tim Montgomery, LHP, Rockmart (Ga.) HS
48. Mike Bisenius, OF, Wayne State (Mich.)
49. Hunter Cole, OF, Dorman HS, Roebuck, S.C.
50. Tony Nix, OF, UC Riverside

8/21 9回2死からDesmond同点弾、延長10回サヨナラ勝

W5x-4(10) Phililes Season 61-64 (W1)
王建民 5.2IP 3ER 5H 3BB 4K 4.33
Espinosa 3/5 HR(18) R 2RBI .231
Desmond 2/5 double HR(5) 2R RBI .230
Zimmerman 2/4 double R RBI .312

 またしてもサヨナラ勝ちでフィリーズとの3連戦を2勝1敗と勝ち越し!!!!Desmondの一発には大歓声でした。

 フィリーズはRoy Halladayの先発でしたが、初回にZimの犠飛とEspinosaのタイムリーで2点を先制。その後すっかり立ち直った様子のHalladayでしたが、天の助け。6回表の雷雨による中断でHalladayの登板は5回までで済みました。
 
 ナッツ先発の王建民は2本のホームランで3点を失いましたが、内容としては良かったようです(今日は中断後しか中継を見ていません)。1点差で迎えた中断後の6回裏。先頭のEspinosaが豪快にセンターにソロを放って同点。これでHalladayの勝ちは消えました。Espinosaはオールスター後ずっと大スランプに陥っており、1回のタイムリーが実に1か月ぶりの打点だったのですが、これでまた勢いに乗ってくれるでしょうか。

 試合は同点のまま9回へ。9回表にStorenが1点を失い(タイムリーを打ったのは、ナショナルズからルール5でピックされてしのままシーズン通じて控え内野手としてがんばっているMichael Martinez)、9回裏も2死走者なし、カウントも1-2と追い込まれましたが、ここで打者Desmondが内への変化球を振り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込むまさに起死回生の同点弾。スタンドのファンの半分以上ががっかりした様子だったことは複雑ですが、ナショナルズファンとしては最高の気分。こうなれば勢いは完全にナショナルズのもの。10回表を簡単に三者凡退とすると、10回裏、無死満塁のチャンスを作ると、(Espinosaは三振しましたが)Gomesは内角のスライダーに全く逃げずに死球をもらってサヨナラ勝ち。本能的には逃げたくなるところでしょうが、立派でした。

 それにしても今日のヒーローはDesmond。あの一撃は素晴らしかった。

MVP: Ian Desmond

8/20 ミスだらけで完封負け

L0-5 Phillies Season 60-64 (L1)
Lannan (L8-9) 5IP 3ER(5R) 7H 4BB K 3.61
Zimmerman 3/4 .309
 Lannanはフィリーズ戦にしては比較的良く投げました。5回までは4安打2失点。その2点も、けん制で刺したはずのランナーをDesmondの落球で残された後の失点で自責はゼロでした。しかし、6回表先頭のPenceにソロ本塁打を打たれ、さらに連続安打されて降板となり、ブルペンが打たれて気が付けば0-5となっていました。それも、1死1,2塁からの送りバントをMorseが無理に3塁を刺そうとして失敗というミスがあった結果ということで、守備のミスがなければ1失点か2失点くらいで済んだ試合でした。打つほうも、走塁ミス、というか3塁ベースコーチの判断ミスがあったりして、結局Roy Oswaltの前に無得点。いいところなく敗れました。


2011年8月20日土曜日

8/19 フィリーズ相手にZimサヨナラ満塁弾

W8x-4 Phillies Season 60-63 (W2)
Livan 4.0IP 4ER 7H 2BB 4.34
Gorzelanny 3.0IP 0ER H 2K 4.35
Zimmreman 2/5 double HR(9) R 4RBI .302
Desmond 2/4 double R 2RBI .230
Ramos 2/3 HR(10) 2R RBI .250

 劇的な逆転勝利。素晴らしい。テレビの前で思わず大歓声を上げてしまいました。フィリーズ相手にこの勝利は最高の気分です。

 2-4と2点を負う9回裏。マウンドにはフィリーズのクローザーRyan Madson。配色濃厚でしたが、先頭のWerthが粘りに粘って11球目をレフト前にシングル。続くEspinosaも詰まりながらもセンター前に落とすと、前夜のヒーローGomesが三遊間を破ってまず1点。Ramosが送って、代打Flores敬遠で、1死満塁。ここでDesmondが追い込まれ、詰まらされながらも、なんとかセンター前に落として同点。この時点でもう雰囲気はナショナルズのものでした。Ankielが三振で2死満塁となりましたが、打席にはZimmreman。フルカウントからの内寄り高めの速球を叩いた打球はレフトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込むサヨナラ満塁弾(動画)。素晴らしいイニング、素晴らしい打席でした。

 先発のLivanが3回表に4点を失い、(雨で1回表が2時間半も中断するというアクシデントもあり)4回で降板するという展開でしたが、じわじわと追い上げての逆転勝利。ブルペン、特に2番手で3回を1安打無失点に抑えて反撃ムードを作ったGorzelannyはこの勝利に大きく貢献しました。

 これで60勝到達。まだ39試合も残していますが、既に2008年、2009年の勝ち星(59勝)をクリアしました。

MVP: Ryan Zimmreman

戻りました。その間、3勝4敗。

 ナイアガラの滝などを1週間かけてぐるーっとドライブし、昨日の午後、帰宅しました。

 ドラフト指名選手との契約については別記事を書くとして、まずは、その間のナショナルズの戦いとStephen Strasburgのリハビリ登板について。

 ナショナルズはこの間、シカゴとフィラデルフィアに遠征した後、ホームに戻ってレッズとの3連戦を戦いました。結果は3勝4敗。フィリーズからも1つ勝ったし、まずまずだったのではないでしょうか。この7試合を終えた時点でのチーム成績は、Season 59-63となっています。

8/10
L2-4 at CHC
Detwiler(L1-2) 5.0IP 3ER 7H 2BB 5K 3.20
Werth 2/4 HR(14) R RBI .226
 Werthに一発が出たもののカブスには3発打たれました。Detwilerはまたピリッとせず。

8/11
L3-4 at CHC
Zimmermann(L7-10) 6.2IP 4ER 9H 2BB 7K 3.23
Zimmerman 1/4 HR(6) R RBI .296
 好投していたZimmermannでしたが、1-1同点の7回2死走者なしからシングル、本塁打、本塁打と打たれてあっという間に1-4としてしまいました。味方がチャンスを作りながらなかなかものにしてくれない中、我慢しきれなかったという感じ。これも勉強でしょう。

8/12
W4-2 at PHI
Livan(W7-11) 6.2IP 0ER(1R) 4H BB 3K 4.21
Livan 2/3 2RBI .231
 前回登板で4回持たず9失点降板と最悪だったLivanが名誉挽回とばかりに好投。さらに打っても2回に先制タイムリー、さらに6回に4点目をたたき出す活躍。いやはや。それにしても、Livanの打率が、Werth、Espinosa、Desmondを上回っている件について(略)。
MVP: Livan Hernandez

8/13
L3-11 at PHI
Lannan(L8-8) 3.0IP ER(7R) 4H 5BB K 3.55
Morse 2/4 double R RBI .321
Desmond 2/3 BB RBI K .232
 Lannanは本当にフィリーズ戦ではダメです。自責点こそ1ですが、押し出しを含む5四球って・・・びびって勝負できていないようです。その上、このプレー(確かに好プレーではありますが)で左ひざを痛めて途中退場と踏んだり蹴ったり。

8/16
W6-4 Reds
王建民(W2-2) 6.1IP 4ER 7H BB 4.22
Morse 2/4 double HR(21) 2R 2RBI .323
Zimmerman 2/4 HR(7) 2R RBI .296
 初回2失点した王建民でしたがその後は落ち着いた投球で、味方の援護を得て7回途中まで投げて自身2連勝。打っては、Morseが1回裏にタイムリーダブル、3回にソロと効果的なところで打ってくれました。スコア以上の完勝。
MVP: Michael Morse

8/17
L1-2 Reds
Detwiler(L1-3) 6.0IP ER 7H 2BB 7K 2.87
Zimmerman 2/4 HR(8) R RBI .300
 負けたとはいえDetwilerはこれまでで一番の投球内容。これが続けられれば評価も変わりますが。相手のJohnny Cuetoはさすがに防御率リーグトップの好投手ですが、得点機はありました。特に、4回裏1死2,3塁のチャンスを作りながら、Werthが(また)ショートフライに倒れたのが痛かった。Werthはほんと、こういう場面で仕事ができないなあ。しかし、さらにひどかったのが9回裏のRamos。ZimのソロでCuetoを降板させ、代わって出てきたCorderoに対して1死満塁のチャンスを作りながら、初球を打って4-6-3の併殺・・・。言葉を失います。

8/18
W3-1 Reds
Zimmermann(W8-10)
 Zimmremannがどうもピリッとせず球数を要しながらも6回途中まで無失点。悪いながらも結果を残せるようになれば立派なものです。そのZimmremannを救ったのが、Jonny Gomes。5回表2死1塁からのレフト線への飛球をフェンスにぶつかりながら好捕すると、6回裏2死満塁からレフト前に見事な2点タイムリー。クラッチヒットがなかなか出なかったナショナルズ打線にあって、実に貴重な一打。
MVP: Jonny Gomes

【Stephen Strasburgリハビリ登板】
 リハビリ登板のStephen Strasburg。Potomac(A+)での12日の登板(BOX)では、予定の3イニングを2安打無四球5奪三振と完璧な内容で、いつでもメジャーに復帰できそうという感じでしたが、Hagerstownで投げた17日の登板(BOX)はまさかの大乱調。2回途中までに4安打2四球、予定の球数(49球)に到達したところで降板となってしまいました。降板時点では3失点でしたが、代わった投手が打たれて自責点5。回復具合を心配しましたが、いずれも球速は98マイル程度まで出ており、本人、首脳陣とも、リハビリとしては順調というコメント。予定通り次は22日にまたHagerstownで投げるようです。

2011年8月10日水曜日

1週間更新停止します

 明日から1週間、夏休みで旅してきますので、更新は多分停止します。(基本、ブラックベリーでフォローするだけの日々になる予定です。)
 
 その間、チームの成績も気になるところですが、さらに気になることが2つ。

 ① 金曜日に2度目のリハビリ登板を行うStephen Strasburgの投球内容。今度はPotomac(A+)で投げるようです。DCから1時間弱のWoodbridgeなので、旅行に行ってなければ見に行きたいところでしたが、まあ仕方ない。

 ② 15日23時59分59秒が期限となっている、ドラフト指名選手との契約。一昨年、昨年と、Borasとの間でなんとか上手く交渉を成立させてきましたが、いずれもぎりぎりまで交渉していた上位指名選手は1位のStrasburgとStorenだけでした。ところが今年は、現時点で上位5人が残っており、特に上位4人(うち3人がBorasのクライアント)はぎりぎりになるだろうと言われています。Purkeはまあ仕方ないかなという気はしますが、なんとか3人はちゃんと契約してくれることを願っています。

 さあ、どうなっているでしょうか。

8/9 王建民初勝利、Morse20号、Storen30セーブ

W3-1 at CHC Season 55-59 (W2)
Wang (W1-2) 6.0IP 0ER H 2BB K 3.60
Gomes 2/4 double HR(13) R 2RBI .222
Morse 1/4 HR(20) R RBI .323

 3試合目の登板となった王建民が快投。5回までノーヒット、6回の先頭打者に内野安打を打たれましたが、3塁を踏ませない投球。内容も素晴らしく、90マイルを優に超えるシンカーでゴロを打たせ続けると、バックもよく守りました(代表例としてDesmondのこのプレー)。

 打線もこれに応え、6回表に1死からMorseがセンターに20号ソロを打って先制すると、さらにGomesがレフトスタンドに2ランとしっかり援護しました(先発全員、チーム15三振を喫したことは、ご愛敬)。球数制限もあって王が6回で降板した後は、Burnett、Clippard(Castroにソロを打たれましたが)とつなぎ、最後はStorenが危なげなく30セーブ目を記録しました。王はナショナルズに来て初勝利。2009年6月以来の勝利。おめでとう。これからも期待していいよね。

MVP: 王建民

Cory Brown(AAA) が週間MVP

 Syracuse (AAA)のCory Brown 中堅手が8月7日までの週の週間MVPに選ばれました。オフにWillinghamのトレードでHenry RodriguezとともにA'sから移籍して来た外野手で、将来のセンターのレギュラー候補と、大いに期待していたのですが、スプリングトレーニングの2試合目で本塁に突入して足をねん挫する不運。AAAで開幕後もさっぱり打てずで、ずっと打率2割前後を行ったり来たりの、がっかりのシーズンを送っていました。プロスペクトとしての地位も失いつつありました。それが8月に入った途端に大ブレーク。5試合で19打数10安打、1二塁打、4本塁打、7打点の大活躍。それでもまだシーズン打率は2割3分程度というのが悲しいところですが、残り1カ月、いい感じでシーズンを終えてくれることを願います。

 すっかり放置していましたが、その前の7月31日までの週には、Harrisburg(AA)のTanner Roark投手も選ばれていました。こちらは昨年のフラッグディールトレードでCristian Guzmanの見返りの2人の投手のうちの1人として移籍して来ました。今季は開幕からずっと(ほんの一時DL入りしましたが)Harrisburgのローテーションを守ってきました。シーズン防御率は5点台後半とBrown同様期待外れ感が強いのですが、この週は2戦2勝、防御率1.88と好投しました。

2011年8月8日月曜日

Strasburg リハビリ第1戦で97マイル!

 遂にこの日が来ました。昨年9月のTJから11か月。リハビリを続けてきたStephen Strasburgが実戦マウンドに戻ってきました。

 シングルA、Hagerstownの試合に先発し、結果は1回2/3、3安打1失点(ソロ本塁打)(BOX)。31球を投げたところで降板となりました。内容は、最速97マイル!、とったアウト5つのうち4つが三振で、かなりシャープだったとようです。97マイルですよ!! 97マイル。リハビリ初戦で。元の姿で戻ってきてくれると信じていいのではないでしょうか!
 
 試合後には、全く問題なく投げられたと語っています。明日の回復具合が気になるところですが、順調なら、中4日で少しずつ投球数を増やしていくことになります。フロントは方針を明らかにしていませんので、大事をとってシャットダウンという可能性もありますが、9月10日前後にメジャー復帰という可能性も残されています。

8/5-7 ロッキーズとの4連戦を2勝2敗

8/5
W5-3 Rockies Season 54-58 (W1)
Zimmermann(W7-9) 5.2IP 2ER 4H 2BB 8K 3.12
Morse 3/5 R 2RBI .320
Ankiel 3/5 double R RBI .251
Zimmerman 1/4 triple BB 2RBI .294 3割目前。
Desmond 4/4 double .235
 Zimmremannは今日も素晴らしい投球。6回裏も1死2,3塁とされましたが、次の打者を空振り三振で2死までこぎつけたところで、降板。まだ96球だったので続投も考えられたと思いますが、Johnson監督の判断は交代。しかし、これが裏目に出て、代わったH-Rodが不運な打球もあったとはいえ、3連打されて、あっという間に4-0から4-3まで詰め寄られました。たまらずClippardを投入すると、見事に空振り三振でピンチを脱出。1点差のリードながら8回表2死2塁ではそのまま打席に立ち(結果はライトフライ)、8回裏2死までClippardが投げてくれました。最後の4つのアウトはStorenで記録しましたが、今日もClippard様様でした。もう1人頼りになる投手がいないと、本当にClippardつぶれちゃうよ。
 打線は、15安打も放ちながら残塁の山を築いて5点どまり。5回表にソロを打ち、9回表にダメ押しのタイムリーを打ったMorse。打率がどんどん上がっています。
MVP: Tyler Clippard

8/6
L7-15 Rockies Season 54-59 (L1)
Livan(L6-11) 3.2IP 7ER(9R) 9H 4.41
Morse 4/5 double 3RBI .327
Zimmerman 2/3 double 2BB 2R RBI .300 ついに3割到達。
Espinosa 2/5 2doubles 2R .228
 Livanが自らのバント処理エラーもあって崩れていきました。3,4回の打たれる場面はライブでテレビ観戦していましたが、珍しいほど集中力を失っていました。どうしちゃったんでしょうね。打線ががんばり、一時は7-9と2点差まで詰め寄りましたが、ブルペンも出てくる投手出てくる投手みんな打たれてしまいました。

8/7
W3-2 Rockies Season 55-59 (W1)
Lannan(ND) 6.0+IP ER 6H 4BB 3K 3.56
Gomes 2/4 HR(12) R 2RBI .218 ナショナルズ移籍後1号。
Werth 1/3 BB R RBI .223
 Lannanは今日も好投しましたが、2点リードで迎えた7回裏、先頭打者に四球を与えて降板。その後、Matthews、Clippardが追いつかれてしまったために勝ち星は付かず。がくっ・・・。
  ただ、その直後、8回表1死1,3塁からJason Werthがレフトへタイムリー。これが決勝点となりました。Werht、やればできるじゃないですか!
MVP: Jason Werth

2011年8月6日土曜日

8/4 Detwilerはやっぱりブルペン向きか

L3-6 at COL Season 53-58 (L2)
Detwiler(L1-1) 5.0IP 2ER 5H 3BB K 2.66
Zimmreman 3/4 2doubles BB 2RBI .295
Morse 2/5 RBI .316
Ankiel 2/5 2R .243

 今季2度目の先発機会を与えられたDetwiler。個人的には先発として使ってやってほしいと願ってきましたので、大いに期待していました。が、5回2失点という結果より、内容にがっかりしました。3回までは無失点で、しかもヒットも打たれていませんでしたが、2四球。そして4回、打順が2回り目に入った途端に痛打されるようになり、4,5回だけで5安打。よく2失点で止まったものだと思いました。こういう内容を見せられると、ロングリリーフもできるブルペン投手という役割が適切なのかな、と思わざるを得ません。

 打線はロッキーズをヒット数では上回りましたが、残塁10と非効率な攻撃でした。Zimmermanはかなり好調で、3割も目前に迫ってきました。

2011年8月5日金曜日

トレード期限: Hairston→MIL、Marquis→ARI

 もう8月も6日になってしまいましたが、7月31日のトレード期限に絡んだナショナルズの動きをまとめておきます。

7月30日
Jerry Hairston Jr.をブリューワーズにトレード。見返りは、AAのセンターErik Komatsu選手。カリフォルニア出身で日系人の血も入っているようです。2008年のドラフト8順目。昨年はA+で.323/.413/.442の好成績を残し、球団公式のMinor League Player of the Yearに選ばれていました。今季は開幕からAAで.294/.393/.416 。特に出塁率の高さが目につきます。ただ、守備はメジャーでセンターのレギュラーが務まるほとではなく、かといって両翼ほどのパワーは期待できず、せいぜい4番手外野手が上限と言われています。それでも1年契約のユーティリティプレーヤーの見返りとしては十分です。

- ナイトゲームの開始1時間前に、先発予定だったJason MarquisをDバックスにトレード。 見返りは、Aのショート、Zach Walter選手。昨年のドラフト9順目。今季の打撃成績は、.302/.377/.485とかなりの好成績を残していますが、何せまだA。Marquisは、今季8勝5敗、防御率3.95とまずまずの数字を残していましたので、もう少し大きな見返りがあっても良かったのに、という印象。嫌われた原因は、いろいろ言われていますが、好不調の波が大きいこと、(2か月分の)給与がまだ2百万ドル以上残っていることなどが考えられます。

- このトレードで空いた25人枠を埋めるために昇格したのが、Yunesky Maya投手と、Brian Bixler選手。Mayaはこの試合でスポットスタートとして先発し、メジャー初勝利を記録しました。


7月31日
  前日勝ち投手となったMayaでしたが、走塁で背中を痛めて調整が必要となり、マイナー行きとなりました。ついてない。代わってブルペン投手のAtahualpa Severinoがメジャー昇格。


8月2日
 Severinoをマイナーに落とし、代わってCollin Balesterを昇格。よく分からない動きです。最初からBalesterを上げればよかったのに。Severinoは2度目の昇格も、またしてもメジャーデビューはさせてもらえませんでした。かわいそう・・・。
 

2011年8月4日木曜日

8/3 王建民、また初回に失点

L4-6 Braves Season 52-57 (L1)
Wang(L0-2)  5.0IP 2ER(6R) 7H BB 0K 6.00
Werth 1/4 HR(13) R 2RBI .226
Zimmerman 2/4 R .286

 2度目の先発となった王建民。またしても初回に3安打1四球で2失点。2~4回はいい感じでしたが、自らの悪送球エラーから始まった5回、2死1,2塁からUgglaに3ランを打たれて結局6失点。記録上は自責点2ですが、実質的には6に値する、厳しい結果。今日も内容は悪くなかったということですが、そろそろ結果が求められます。とりあえず、初回をなんとかしましょう。

 打つほうは、6-0とリードされた6回裏に連打の後Werthが2ランを打って4点を返しましたが、そのいい雰囲気を雨で絶たれ(22分間の中断)、その後はヒットさえ打てませんでした(1四球のみ)。

 これでホームは4勝5敗(マーリンズにスウィープされたのが痛い)。またロードです。

2011年8月3日水曜日

8/2 Ankiel 今夜は逆転満塁弾

W9-3 Braves Season 53-56 (W4)
Lannan (W8-7) 6.2IP 3ER 9H BB 8K 3.65 
H-Rod 2.1IP 0ER H 4K 4.02
Ankiel 1/4 HR(6) R 4RBI .241
Desmond 2/3 HR(4) 2R 3RBI .229
Morse 2/5 HR(18) R RBI .316

 Ankielの勢いが止まりません。2-3とリードされた4回裏1死満塁、カウント2ボールからの3球目を叩いた打球はセンターへの豪快な満塁弾。これで逆転すると、それまでふらふらだったLannanも立ち直り、5回裏にはDesmondが2ラン、6回裏にはMorseがソロ(これもまた右中間の2階席に届くちょっとびっくりの打球でした)が出て、めったにないくらい余裕の終盤戦でした。

 これで4連勝。結構なことです。

MVP: Rick Ankiel

8/1 Ankielの2発で3連勝

W5-3 Braves Season 52-56 (W3)
Livan(W6-10) 6.0IP ER 6H 3K 4.08
Ankiel 2/4 2HR(4,5) 2R 2RBI K .242
Morse 2/4 R K .314

 Bernadinaの降格後、1番に入っているAnkielが1回裏先頭打者本塁打。さらに5回裏にも3点目となるソロ。今季ここまで3本だったのに、今季ブレーブスのエースになりつつある好投手のJair Jurrjensから2本も打つなんて思いもよりませんでした。まだシーズン打率はこんなに低いのですが、7月の月間成績は.327/.387/.491と上向いていましたがここに来て全開。いい感じです。

 投げてはLivanが好投。守備でも送りバントを素早く処理して併殺としましたし、バットでもタイムリーを打って2点目をたたき出しました。 まったくトレード話が出なかったのが不思議なくらい、まだまだ戦力ですね。

MVP: Rick Ankiel

7/31 トレード騒ぎの中、サヨナラ勝ち

W3x-2 Mets Season 51-56 (W2)
Zimmremann(ND) 6.0IP 7H BB 6K 3.12
Storen(BS4, W6-2) 1.0IP ER H 2.72
Zimmreman 2/4 double R RBI
Desmond 2/4 double R RBI
Morse 2/4 2doubles RBI
Gomes 2/2

 午後4時のトレード期限をまたいだこの試合。ここ数日、ツインズのDenard Spanとのトレードのうわさが飛び交っていたDrew Storenでしたが、4時を過ぎて迎えた9回表にマウンドに向かうと観衆からのスタンディングオベーションに迎えられました。私も大拍手。確かにセンターは今のナショナルズの弱点ですが、よりによってStoren放出はありえない。Rizzo GMの判断に拍手です。

 これで1点差をしっかり守ってくれていれば、3試合ぶりに好投したZimmremannに白星も付いて言うことなしだったのですが、2死からScott Hairstonに同点ソロを被弾・・。その裏、Desmondがしぶとい打撃で1点をひねり出してくれたおかげでStorenに白星が付きました。まあ、勝てばよろし、です。

MVP: Ian Desmond

7/30 Mayaついにメジャー初勝利も故障でマイナーへ

W3-0 Mets Season 50-56 (W1)
Maya(W1-1) 5.1IP 0ER 5H 0ER 5.40
Werth 2/3 HR(12) BB R 3RBI .223
Morse 2/3 double BB R .310
Ramos 3/3 .250

 試合開始の1時間に先発予定だったJason Marquisがトレードされたことにより、急遽(といってもそんなこともあろうかと前日からDC入りしていた)Mayaが先発。5回1/3を無失点に抑え、見事にメジャー初勝利。ただ、5回裏の走塁(併殺打の間に2塁にスライディング)で背中を痛めて6回表の1死をとったところで降板。故障の具合がよくないために次回登板は回避することとなり、形の上ではマイナー行きとなりました。

 試合は、1回裏にJason Werthの3ランで取った3点を、Mayaの後を受けたDetwiler、Clippard、Storen(最後は2死満塁まで攻められましたが)がきっちり守り切り、ようやく連敗脱出となりました。

 それにしても昨年のデビューから10試合目の先発でようやくの初勝利(4敗)。今後どれだけ期待していい投手なのか疑問ですが、ともかくも、おめでとう。

MVP: Yunesky Maya

2011年8月1日月曜日

7/29 王建民に希望はあるのか

L5-8 Mets Season 49-56 (L6)
Wang(L0-1) 4.0IP 4ER(6R) 8H BB 2K 9.00
Gorzelanny 2.0IP 2ER 3H K 4.57
Ramos 2/3 double BB R RBI .241
Nix 2/5 R RBI .268

 2009年7月4日以来となった王建民の復帰戦。先頭のReyesにストレートの四球を与えると、そこから4連打、内野ゴロの間と犠飛で、都合4失点。2、3回は簡単に無失点で終えましたが、4回はまたEspinosaのエラーを挟んで3本のシングルを打たれ、犠飛もあって2失点。結果は4回6失点とかなり残念なものとなってしまいました。ただ、球速は常時90マイル以上を計測し、最速は93マイル。まだあきらめるには早いと思いますので、次回登板も注目です。

 試合展開的には6回表のGorzelannyの2失点が痛かった。6点差から3点を返し、じわじわ詰めてきたところで突き放されました。8回裏、1死から5連打で2点を返し、なお満塁のチャンスでしたが
、(最近調子が落ちている)Espinosa、Zimmermanが連続三振で万事休す。

 今季最長の6連敗・・・。