2011年8月5日金曜日

トレード期限: Hairston→MIL、Marquis→ARI

 もう8月も6日になってしまいましたが、7月31日のトレード期限に絡んだナショナルズの動きをまとめておきます。

7月30日
Jerry Hairston Jr.をブリューワーズにトレード。見返りは、AAのセンターErik Komatsu選手。カリフォルニア出身で日系人の血も入っているようです。2008年のドラフト8順目。昨年はA+で.323/.413/.442の好成績を残し、球団公式のMinor League Player of the Yearに選ばれていました。今季は開幕からAAで.294/.393/.416 。特に出塁率の高さが目につきます。ただ、守備はメジャーでセンターのレギュラーが務まるほとではなく、かといって両翼ほどのパワーは期待できず、せいぜい4番手外野手が上限と言われています。それでも1年契約のユーティリティプレーヤーの見返りとしては十分です。

- ナイトゲームの開始1時間前に、先発予定だったJason MarquisをDバックスにトレード。 見返りは、Aのショート、Zach Walter選手。昨年のドラフト9順目。今季の打撃成績は、.302/.377/.485とかなりの好成績を残していますが、何せまだA。Marquisは、今季8勝5敗、防御率3.95とまずまずの数字を残していましたので、もう少し大きな見返りがあっても良かったのに、という印象。嫌われた原因は、いろいろ言われていますが、好不調の波が大きいこと、(2か月分の)給与がまだ2百万ドル以上残っていることなどが考えられます。

- このトレードで空いた25人枠を埋めるために昇格したのが、Yunesky Maya投手と、Brian Bixler選手。Mayaはこの試合でスポットスタートとして先発し、メジャー初勝利を記録しました。


7月31日
  前日勝ち投手となったMayaでしたが、走塁で背中を痛めて調整が必要となり、マイナー行きとなりました。ついてない。代わってブルペン投手のAtahualpa Severinoがメジャー昇格。


8月2日
 Severinoをマイナーに落とし、代わってCollin Balesterを昇格。よく分からない動きです。最初からBalesterを上げればよかったのに。Severinoは2度目の昇格も、またしてもメジャーデビューはさせてもらえませんでした。かわいそう・・・。
 

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